突然ですが、ぽんぽんの連結方法は3つあります(あくまで私が知っているものはです)
今回はその3つのぽんぽんの連結方法について、詳しく説明します。
連結方法Ⅰ
ぽんぽんの結び糸同士をからませて連結させる方法です。
①ぽんぽんを2つ作って、連結したい位置に結び糸の糸端を出す
※結び糸の糸端の出す部分で連結方向がかわるため、この時点でどう連結させるか考える必要があります
②ぽんぽんの結び糸同士を3〜4回絡ませ、ひきしめる
③ぽんぽんをおさえつつ、結び糸をうしろにまわす
☆左右の向きの調整可能
④糸を2回結ぶ
都度目打ちで巻き込んだ糸をかきだす
⑤結び目をボンドで補強する
⑥連結完了!
連結方法Ⅱ
糸を通したとじ針をぽんぽんの結び糸の中心に数回通して連結させる方法です。
①たこ糸をとじ針に通す
②ぽんぽんの向きをそろえてならべる
③ぽんぽんの結び糸の中心にとじ針を通す
☆2周位通す
④最初にとじ針をさしいれた位置の反対に針を出す
⑤針から糸を外し、残った両端の糸はうしろにまわす
※あとから気づいたんですが、うしろじゃなく底側にまわしたほうがいいです
⑥糸を2回結ぶ
都度目打ちで巻き込んだ糸をかきだす
⑦結び目をボンドで補強する
⑧連結完了!
連結方法Ⅲ
Ⅱと同様、とじ針で連結させます。
Ⅱは結び糸の中心に数回通していましたが、こちらは結び糸の周りを数回通して連結させる方法です。
①たこ糸をとじ針に通す
②ぽんぽんの向きをそろえてならべる
模様の向きをⅡとは逆にしました
③ぽんぽんの結び糸の周りを囲うように通す
☆2周位通す
④針から糸を外す
⑤残った両端の糸を2回結ぶ
都度目打ちで巻き込んだ糸をかきだす
⑥連結完了!
※ⅡとⅢは中心の結び糸の位置に左右されないため、ぽんぽんができあがってから調整可能なので、完成イメージがしやすいです
別の向きで連結してみました
番外編:3個以上のぽんぽんの連結は?
どれも基本的には2個連結とかわりませんが、簡単に説明します
Ⅰの方法
2個連結で結び糸同士を結んでしまうので、結び糸は使えません。そのため、結び糸に新たなたこ糸を通して、その糸と3個目のぽんぽんの結び糸をからませて連結する、という方法をとります。
①ぽんぽんの結び糸に、とじ針でたこ糸を通す
②一回結ぶ
③同様の流れで連結させる
Ⅱの方法
2個つなげたら、3個目のぽんぽんを同様につなげていけばOK
※この場合は最後の糸端はうしろにまわします
☆長めのたこ糸で一緒につなぐことも可能ですが、別々でつなげたほうがやりやすいです
Ⅲの方法
長めのたこ糸を用意し、ぽんぽん3個を一緒につなげていく
番外編2:パーツ用ぽんぽんのとりつけ方
手等のパーツとして使えるハーフぽんぽんやロングぽんぽんを本体にとりつける方法を説明します。
とじ針を使ってとりつけます(糸の色は分かりやすいよう目立つ色にしてます)
ハーフぽんぽんやロングぽんぽんの作り方についての記事はこちら→手足や耳、しっぽに使える【小さいぽんぽん・細長いぽんぽん】作り方
二組の結び糸を使うパターン
手足や耳等のパーツは、
・左手と右手
・左足と右足
・左耳と右耳
対になるパーツの結び糸同士を結んでとりつけます。
①左手の結び糸をとじ針に通す
②左手位置にさしいれ、対角線上に引き抜く
③右手も同様に、右手位置にさしいれ、対角線上に引き抜く
④引き抜いた結び糸同士を一回結び2回(できる限り根元で結ぶ)
※都度巻き込んだ糸を目打ちでかきだす
⑤結び目をボンドで補強し、糸端は短くカット
⑥完成!
★足や耳も同様(耳は首のつけ根あたりから針をひきぬく)
一組の結び糸だけのパターン
対のパーツがないしっぽは、一組の結び糸だけでとりつけます。
①しっぽの結び糸1本をとじ針に通す
②しっぽ位置から少し左にずらした位置からさしいれ、対角線上に引き抜く
③残りの結び糸も同様に、少し右にずらした位置からさしいれ、対角線上に引き抜く
④引き抜いた結び糸2本を一回結び2回
※都度巻き込んだ糸を目打ちでかきだす
⑤結び目をボンドで補強し、糸端は短くカット
⑥完成!
まとめ
以上です。
Ⅰの方法が1番手軽な方法ですが、結び糸の糸端の出す部分によって連結位置がかわります。ぽんぽんの向き調整はしやすいです。
ⅡとⅢの方法は少し手間をかけますが、Ⅰの方法よりもしっかり固定されます。しっかり固定されるので、ぽんぽんの向き調整は難しいです。連結位置は調整しやすいです。
一長一短という感じですね。
その時々で私も使い分けています。
パーツ用のぽんぽんのとりつけは、ボンドを使ってももちろんOKです。
どの方法を使うかは基本的にお好みなので、自分に合う方法でやってみてください。