今回はパーツとして使えて便利な小さいぽんぽんや、細長いぽんぽんの作り方を説明します。
どちらも厚紙を使った作り方になります。
(小さいぽんぽんはポンポンメーカーでも作れます)
ポンポンメーカーを使った基本のぽんぽんの作り方はこちら→ポンポンメーカーで!【簡単】毛糸ぽんぽんの作り方
目次
用意するもの
・毛糸
・厚紙
・ボタンつけ糸(分かりやすいよう目立つ糸使用)
・ハサミ(手芸用、紙用)
・手芸用ボンド
・とじ針
・フェルティングニードル&マット
・クリップ(細長いぽんぽんのみ必要)
・定規&マジック
材料・道具についてはこちらの記事で詳しく説明してます、あわせてどうぞ→ぽんぽん作りに用意したい道具や材料【必須なもの&あると便利なもの】
小さいぽんぽんの作り方
作るサイズは作りたいものによって変わります。毛糸を巻く回数は毛糸の太さによります。
1.厚紙で台紙を作る
今回は3cm×4cmのものを用意
2.厚紙に毛糸を巻いていく
今回は2.5cmの幅に2本取りで36回巻く
※巻き終わりはポンポンメーカーのときのように、糸にくぐらせてひきしめる
3.ボタンつけ糸を通す
ボタンつけ糸をとじ針に通し、毛糸と厚紙の間に通す
4.ボタンつけ糸を結ぶ
通した糸を二回結び→一回結びして、結び目はボンドで補強
※キツくしばりますがあまり強くひきしめると糸が切れる恐れがあるので、その点注意
今回結び目少しゆるすぎました……この場合はニードルで調整します
5.ハサミでカットする
結んだ側とは反対かつ裏側の毛糸をカットする
6.ニードルで刺し固める
厚紙から外し、毛糸をニードルで根元を中心に刺し固め、糸端はととのえるくらいで刺していく
※全体を刺し固めるとぽんぽんではなくなりますが、パーツとしての使用は可能
7.完成!
仕上げのカットをして、完成
ポンポンメーカーでも…
ポンポンメーカーを片面だけ使って、同じ様に作れます(ハーフぽんぽん)
①2本取りで36回巻く
②結び糸をとじ針で通し、ひきしめる
③結び糸をボンドで補強する
④カットする
⑤ニードルでととのえ、仕上げカット
⑥完成!
メインではなくパーツとして!
上記の小さいぽんぽんはやはり連結前提の、手足や耳、しっぽ等のパーツとして使用するぽんぽんに向いてると思います。
パーツとしてじゃなく、メイン?本体として使用したい小さいぽんぽんは、ポンポンメーカー・ミニで作るのがいいかと思います。
2.0cmは2本取り36回
2.5cmは2本取り40回
※ぽんぽんが小さければ小さいほど中心で割れやすいため、ニードルでととのえてください
☆ポンポンメーカー・ミニで作る小さいぽんぽんは「ミニぽんぽん」、ポンポンメーカーの片面や今回の記事で紹介した厚紙で作る小さいぽんぽんは「ハーフぽんぽん」とよぼうと思います。
細長いぽんぽんの作り方
小さいぽんぽん同様、作りたいものによってサイズは変わります。毛糸を巻く回数も同様です。
1.厚紙で溝つきの台紙を2個作る
今回は2cm×8cm(クリップでとめる部分としてこれに+1cm)を用意
※クリップをとめる兼手で持つ部分を長めにしてます、そのままコの字形でもOKです
2.厚紙に毛糸を巻いていく
①カットした厚紙を向かいあわせに重ねあわせて、クリップでとめる
②今回は6cm幅に2本取り62回巻く
※キツく巻きすぎると溝がなくなってしまうため、キツすぎず、ゆるすぎずに巻く
3.溝にボタンつけ糸を通していく
①とじ針にボタンつけ糸を通し、玉結び
②溝端から5mm位内側に針先をいれ、溝端に通して玉結びした輪に通す
③最初に通した5mmよりさらに5mm内側に針先を入れ、5mm戻した位置に通す
④反対の溝端まで③をくりかえしていく
⑤端までいったら、糸端は縫った部分に通して2、3針分戻してカット
4.連結用のボタンつけ糸を通す
①新たにボタンつけ糸をとじ針に通し、溝の端部分の糸に通し、一結び
※溝に通してきた糸をそのまま利用すると、ぽんぽんが歪みやすいため(そもそも歪みやすいです)
※この工程を省いて、ぽんぽんにつけるときはボンドでつけるのでもOK
②結び目をボンドで補強
5.ハサミで毛糸をカットしていく
両端の毛糸をカットしていく
6.ニードルで刺し固める
①軽くさしまとめる
②クリップをとって厚紙から外し、ニードルで根元を中心に刺し固めていく
※細長いからか歪みやすいため、ニードルで歪みもととのえる
※ぬい糸がみえないよう毛糸でかくす感じに刺す
7.完成!
カット仕上げして、完成
☆こちらは「ロングぽんぽん」とよぼうと思います
★今回ボタンつけ糸で縫って作っていますが、テクノロートを通して作っていく方法もあります。
その方法が載っている『ぬいぐるみぽんぽん』についてこちらの記事で紹介しています→trikotriさん新刊『ぬいぐるみぽんぽん』
まとめ
以上になります。
小さいぽんぽん、細長いぽんぽん含めたぽんぽんの連結方法はこちらの記事で紹介しています、あわせてどうぞ→【3つ紹介】毛糸ぽんぽん同士をつなげる方法
細長いぽんぽんは少し慣れるまで大変かもしれませんが、作れるようになると作品の幅も広がりますので、ぜひ挑戦してみてください。